- 2014-09-22 (月) 17:53
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こんにちは!アトリエ編集部の古野です。久しぶりの更新となってしまいましたが、今回は初となる新潟県佐渡島にお住まいのお客様のご紹介です。
新潟県佐渡市にお住まいのS様。
新築建築時に、外構・お庭づくりをエスティナに依頼していただきました。このお庭づくりがきっかけとなり、芝生や植栽を育てることに目覚めたご主人。どのような経緯があったのでしょうか。以下、S様のインタビューです。
―新築時にお庭も作られたということでしたが、元々こんなお庭を作りたいというイメージは持たれていましたか?
住宅の方は色々と自分で考えていましたが、外構に関しては全く考えていなかったです。家の完成イメージを見た時にお庭・外構もあるということを知りました。母から「お庭は草むしりが大変だよ」と言われていたので、そのイメージしかなくて、自分で雑誌やインターネットで庭について調べてみたんですけど、結局どういう庭を作りたいのかあまりイメージが湧きませんでした。ヒアリングの時に色々なテイストの写真も見せていただいたんですけど、最初は本当にピンとこなかったです。
―あまりイメージが湧かなかったところから、お庭作りへのモチベーションが変わったきっかけもしくは決め手は何でしたか?
初めてエスティナの図面を見せていただいた時ですね。手書き図面を見た時、自分が理想とするお庭のイメージにピタっとはまったんです。見た瞬間に、「こんなのがやりたかった!」と思いました。要望としては、2台駐車可能なカーポートに加え、実家から母が来た時にもう1台駐車できるスペースがあるといいなということ、芝生を張りたいというのがありました。
―実際にお庭を作ってみていかがでしたか?
家が角地だったので、あえてオープン外構にしていただいたのですが、それが結果的にすごく良かったです。家の中は来た人にしか見てもらえないですが、お庭は近所の人も犬の散歩をしている人も家の前を通る人全員に見てもらえるじゃないですか。それが私自身の庭いじりのモチベーションになっています。近所の人が、「今度植えたのはどんなお花?」とか、「このお花育てるの難しい?」とか聞いたりしてくれます。また、芝生にコンクリート平板をタイヤの通り道状に敷くことで、カーポートを含め合計3台車が駐車できるようになり良かったです。
―芝生との出会ってから…
~水やりが楽しみに
芝生を入れたのは最初は外構の一パーツとしての意識でした。建材としてそこまで高くな いし、自分でもメンテナンスできるだろうし…というよこしまな考えでした(笑)
それが、引渡し後すぐに芝生を一部分枯らしてしまったんですよ。引渡しが2012年2月末 だったのですが、5月頃にルーフバルコニーの下が枯れてしまって…雨風が当たらないと ころは水やりをしないと枯れるんだ、と今思えば当たり前のことですが、そこで改めて気づ かされて、芝生について色々調べるようになりました。NHK趣味の園芸「よく分かる栽培12 ヶ月~芝生~」を買って読んでみたら、芝生は元々羊が食べるものなので、要するに「作 物」なんですね。農作物だったら気を使って管理するじゃないですか。そこから芝生に対 する考え方が変わりました。電動芝刈り機、電動バリカン、はさみを買って、今は週に1回 は芝刈りをしています。芝刈りしたあとの草を集めると本当に良い匂いがして気持ち良い ですよ。芝生に水をやるのが楽しみで、夏は1日30分あげています。秘かな夢は、今の高 麗芝からいつかケンタッキーブルーグラスに挑戦することです。
~病気になった時も…
ある日、芝生にぽっこりと10円はげができていて…水不足かなと思ってそこに集中的に水 をあげたのですが、次の日にはその輪が広がってしまって、さらに水をあげたら、もっと広 がってしまったんですよ。何かおかしいなと思って調べてみたら、結局「ラージパッチ」とい う病気にかかっていたんです。抗生物質をホームセンターで買ってきてそれをまいたら戻 りました。抗生物質でなおるって、本当に人間と一緒ですよね。生き物なんだとその時にも 改めて思いました。
~芝生の気持ちが分かるように
雑草が生えてきているなとか、少しはげてきているな、とか水やりをしながら、今日は元気 がないな、とか芝生の様子を見るのが日課です。芝生は分かりやすいんですよ。キノコが 生えてきた時はびっくりしましたが、それも今では土壌細菌と芝生とが仲良くやっている証 拠なんだなと分かるようになりました。
―植栽もボリュームが出ていてすごく素敵ですが、S様で選ばれているんですか?
はい、図面で最初に提案していただいたのとは別の木にはなったのですが、最初にアオダモ、ジューンベリー、ハナミズキ、を植えました。(その他、アジサイ、キンカン、等)ハナミズキは3本目で、ようやく今年花が咲いたんですよ。1本目は枯れてしまって、2本目はほんの少ししか咲かなくて、今年ついに咲いたので嬉しかったです。
他の植栽も村田さん(担当営業者)経由で、地元の造園屋さんを紹介していただいたので幅が広がりました。
―本当にお庭作りがきっかけで、芝生や植栽に出会うようになったんですね。
はい、ものすごく満足しています。お庭作った方が絶対いいです!新築時に無理してでも外構まで予算くんでやった方が絶対いいですよと声を大にして言いたいです。後からやろうと思うと絶対できないです。エスティナさんに出会っていなかったら、砂利敷いて終わっていました。他のお家を見ながら、お家は立派なのに外構が手付かずに砂利のままになっていたりするのを見ると、本当にもったいないなと思います。
―これからお庭でどんなことをしたいですか?
今は、キンカンの収穫が楽しみですね。6歳になる次男が3歳の時から待ち続け、今年ようやく実がなりそうなんですよ。その他にも毎年初夏に家族で収穫して手作りするジューンベリージャムも楽しみです。10年、20年後、子供の成長もそうですし自分たちがお庭で過ごしていくこれからが楽しみです。
S様、ご協力ありがとうございました!
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